FC2ブログ
ホーム   »  未分類  »  2021年はどんな年になるのだろう

2021年はどんな年になるのだろう

いよいよ今年も終わり、間もなく新しい年が始まる。
コロナに始まり、コロナで終わったコロナ一色の一年だった。

巨大な怪獣も恐ろしいが、目にも見えない微小なウイルスに世界中が翻弄され続けている。
そして今再び三度、感染はますます拡大し、次々と変異する新種のウイルスがさらに脅威となって人びとに襲いかかっている。

しかし、それが延々と続くものでないことも分かっている。
かつてのスペイン風邪も4年間で治まったと言われているから、最長でもそれ位の時間を凌げば良い訳だ。

あれから100年、世界の科学や医学は遥かに進歩している。
世界の科学者たちによる新型コロナウイルスの研究も驚くほどの急ピッチで進んでいて、開発に数年は要すると言われていたワクチンも早くも開発され、欧米ではすでに接種が始まっているし、やがて特効薬も作られて、早晩コロナ騒動も治まることになる筈である。

本当に世界は驚くべきスピードで動いている。
日本の科学分野は世界水準からは想像以上に立ち遅れていることが、今回の新型コロナの登場で顕在化し期待できないが、一方で日銀はいくらでもお金を印刷するつもりなので、来年の春頃にはワクチンもアメリカなどから手に入れることが出来る。

つまりは、欧米諸国には遅れるが、あと半年か一年ほどの時間をどう凌げば良いかだけの話だとボクは思っている。
それを前提で考えると、世間は騒ぎ過ぎだと思う。
特にマスコミや日本医師会が国民に対してむやみに恐怖心を煽っているように見えて仕方がない。

聞くところによると、日本の医療事情は他国に比べて進んでいて、人口当たりの医療ベッド数は世界一のレベルにあり、不足が叫ばれる看護師の人口当たりの数も圧倒的に多いということらしい。

日本医師会が医療緊急事態と叫んでいるのは、コロナ患者を受け入れている全体比の1.7%でしかない一部の医療をまるで全体であるかのように言っているのが実態であるらしい。
縄張り争いなのか、権益のためなのか、その理由は定かではないが、それが真実ならばマスコミは踊らされていることになる。
コロナの実体が分かれば分かるほどに恐さが増すということもあるのだろうが、恐怖はさらなる恐怖を呼び増幅する。
そんな悪循環が続いているようにも見える。

現在の日本での重症者や死亡者の人数がそれほど多いとも思えないし、死亡者の平均年齢も80歳に近い。
ボクも高齢者だが、注意していてそれで感染すれば、それは仕方のないことだと覚悟を決めている。

それよりも、実はいま、新型コロナによる感染よりも、緊急事態宣言を発出して欲しいと望む国民の声が半数を占めることの方が異常に見えて恐い。
そして、現行の法律を改正して、罰則を課そうとの各県知事や政府の動きを支持する人びとの考えが恐ろしいと感じている。

恐怖に煽られた国民は、我を忘れて処罰する側にその身を置いている。
そして政府や為政者に強いリーダーシップを求め、強権の発動を自ら求めてしまう。
為政者にとってこれほどの好機はないだろう。
意のままに都合の良く国民を操ることができる。

国民は恐怖のために将来の危険よりも、今の安心を得たいと考えてしまう。。
そして危機が去ってから、気がついても時すでに遅し。
為政者から、お前たちが求めたことだろうと言われるのが落ちである。
そこで初めて人びとは自分のクビを締めたことに気づくのだ。

これまでボクたち多くの国民は十分以上に自粛して来た。
法律ではなく、自らの意志で選択し安全と思える行動を選択してきた。
その国民の自由な意志こそが命に替えてでも守るべき大切なものだと信じている。

実際に、多くの国が国民に対し、厳しい処罰や徹底した監視、管理を行っている。
中国のように号令一下の強権国家もある。
それらの国々を見ていて、たとえそれでウイルスからの危機を脱したとしても、その点においては嫌な国だな、そんな国に住みたくないな、と幾度となく思って来た。
それならば、感染拡大を許し、多くの犠牲者を出しているアメリカやブラジルの方をボクは選ぶ。

新型コロナへの対応を見ている限り、ボクは日本は正直、まだまだ良い国だなとつくづく思って来た。
批判すべき点や改めるべき点は多々あるが、強権発動を控える冷静さと知恵だけは失っていなかったと評価する。
その意味で、まだ日本のリベラリズムは失われていないと喜べる。

国民は政権に強権発動など絶対に求めてはならないのだ。
黙っていても、新型コロナ騒動の終息は時間の問題で早晩解決するであろうことは自明だ。
こと新型コロナに関しては、現政権の後手後手の動きをボクは支持する。

もともとボクたちが政権に求めるものは善政であり、強権政治ではない。
下手なリーダーシップなど国民にとって危険しかもたらさない。
無為無策の政権の方が余ほどましだ。
経験からそれを知っている。

そして更にひんしゅくを承知で言えば、本当は、目先のコロナ危機よりも、何にも増して、ボクたちが考えなければならないもっと大切なことがあるのではないか。

話は遠くなるが、地球誕生から46億年、ウイルスは30億年前から存在していたという。
ホモサピエンスと呼ばれる人類の祖先が誕生して20万年だが、その間の人間の進化の過程でウイルスはすでに人体の一部となっている。
遺伝子にもウイルスが組み込まれているということだ。

腸内細菌は100兆個あるというが、その細菌にはおよそ10個づつのウイルスが寄生しているので人体の腸だけでも1000兆個のウイルスが寄生していることになるという。
これらは人間の役に立っている。

地球が誕生してから現在までを一年と見立てた場合、ウイルスの誕生は5月、一方人類の履歴はと言えば、12月31日の最後の数秒でしかない計算となるらしい。
そんな新参者の人類が現在は地球を征しているかのように我が物顔に振舞っている。

しかし、それは大きな勘違いだと気づく大きなチャンスを新型コロナウイルスは与えてくれている。
1年のうちのたった数秒しか地球に存在しない人類が、数十万年、数億年と命をつないできた動植物を絶やすことがあってはならない。

人類の存続そのものが真剣に危ぶまれている現在、他のあらゆる生物との共存を図ることでしか、人類の未来はないと知り、そのために全力を尽くすべき時が来ている。
ボクたちが直面している新型コロナはボクたちにそのことを教えている。

与太話はさておき、2021年は恐らくまだ、コロナに終始することになるだろうと予想している。
ボクたちの仕事で言えば、海外取材は勿論のこと、国内での県をまたぐ取材もままならないことも十分予想できる。
それでも放送可能な番組を創り出す工夫をボクたち自身が努力して編み出さなければならない。
その意味で、2021年は新たなチャレンジの年となりそうだ。
ボクたち制作会社の力が試される厳しい一年となるだろう。
達成感のある年にしたいと願っている。

みなさまにとって2021年が良い年となりますように。

  「通りゃんせ 帰りが恐い 変異かな」



にほんブログ村 テレビブログ ドキュメンタリー番組へ にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ 人気ブログランキングへ




関連記事
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

馬鹿社長

Author:馬鹿社長
【小田昭太郎】
株式会社オルタスジャパン代表取締役

★ホームページ★

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR