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若き力に期待する

東北北部も梅雨入りし、北海道を除いて日本列島全域が雨季に入った。
これからしばらくは、蒸し暑く湿気に悩まされる余り嬉しくない季節が続く。

ビニール傘をヨイショと開いて道路に一歩踏み出したところで、フト、この一ヶ月半ほどの雨季のことをどうして、つゆ、と云い、梅雨の文字を充てるのか、との単純な疑問が頭を過ぎった。

花札に描かれている梅にうぐいすは2月で、新暦の3月にあたり、梅の季節といえば3月を連想する。
しかし、そう云えば、スーパーなどには、ちょうどいま、梅の実が所狭しと並べられているから、梅の収穫期になるので梅雨なのだろうか。

「五月雨を集めて早し最上川」の有名な芭蕉の句があるが、旧暦の5月は現在の6月だから、昔は日本の雨季のことを五月雨と称していたのかもしれない。
五月雨式などという使われ方もする。
途切れながらもだらだらと長く物事が続くことを表す言葉だが、いかにも梅雨らしい表現だ。

ちょっと調べてみると、「ばいう」は中国で生まれた言葉で、最初は「霉雨」という漢字が当てられていたようだ。
「霉」という漢字は、「黴」のことで、訓読みでは「かび」だが、音読みでは「ばい」となる。
「バイ菌」の「ばい」である。
それではいかにも風情がないので「梅」の字をあてたようだ。
それをなぜ「つゆ」と云うのかについては明らかではないようだが、「露」からの連想だとも言われているらしい。

ところで、毎年この季節は来年度の新入社員採用の面接の時期となる。
今年も無事に3次面接を終え、5人の若者たちを内定した。

ネット産業の映像業界への参入でテレビ業界も大いに揺れている。
多くの若者たちの興味の対象が新しい言語を持つIT業界に大きく振れている現象が起きている。

テレビ受像機そのものを持たない若者たちも多くなった。
その結果、テレビ視聴者の大半が、60歳以上の高齢者が占めるといった状況になっている。
テレビ業界では、何とか若年層の視聴者を取り戻そうと、若者を対象としたテレビ番組の制作にも力を注いでいるが、大きな流れをコントロールすることは出来ていない。

そういった意味では、テレビ番組も、高齢者向けと若者向けとに二極化しているのが現状で、テレビ番組全体としてのイメージが、高齢者にとっても、若年層にとっても面白くなくなった、との総体としての印象を与える結果となっている。

ボクたちの制作している番組の中でも、ナレーションの言葉ひとつとってみても、若者たちの中では常識化して普通に使われている用語も、高齢者には理解し難いと思える用語が多々存在するために、その選択に苦労するようなことが実際に起きている。
新しいものや、新しい情報に敏感で面白がりたい多くの若者たちにとっては、そんなテレビ状況が古臭い存在と映る場合もある。

本当は平易で奥行きのある普遍的な言葉はあるはずなのだが、流行に敏感な若者たちには飽き足らなくなるのだろう。
しかし、一方でまた、若者たちのそういう感覚が、新しい表現を産み出していくことに繋がっているのだろうとは思う。

ボクは、まだまだテレビに無限の可能性を信じているので、テレビに生き、テレビと共に滅びようと思っているので、苦労は多くてもビクリともしないが、そうのんびりと構えていられる状況でないことも確かである。

こういった状況の中で、テレビのドキュメンタリーを制作したいとの志を持って、わが社の門を叩いてくれる将来有望な若者たちがいることはとても嬉しい。
いま、テレビは間違いなく、若くて斬新な感覚を必要としている。

男性2人、女性3人の採用だが、来年の4月から仲間として共に歩めることを今からとても楽しみにしている。
  
    「若き力 新しき言葉 創る」


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人は石垣〜〜。
人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なりーー武田信玄。

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あらゆる世代を網羅してこそ、強い企業になれる。五人のご採用おめでとうございます。
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