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トランプ大統領の誕生で思うこと

このブログを中断して4ヶ月ほどが経った。
自分では一瞬だと思っていたのだが、もうそんなに永い時間が経っていたのかと改めて驚いている。

今年の年賀状で、時間の速さにただ驚きの毎日です、と書いたのだったが、偽らざる実感である。
急転直下のごとくに時が流れていく。

中断していた、この間、それこそ沢山の方々から心配の声をいただいた。
ボクが病気を患って倒れたのではないかと思われたようである。
老いさらばえてきたことは否定できないが、おかげ様でそれなりに元気に過ごさせていただいている。

中断した定かな理由は、実はこれと云って無いのだか、ダラダラと愚にもつかないことを書き連ねていることが急に恥ずかしくなり、その薄っぺらさに一瞬ひるみ、気が付くと、こんなにも永い時間が経っていたというのが実態である。

しかし、たとえどんなに浅薄な内容であろうと、発信することがボクの務めであると思い直し、再びパソコンに向き合うことにした。
ご心配をお掛けした方々には申し訳なかったとお詫びを申し上げたい。

ところで、物議をかもしながら、ドナルド・トランプ・アメリカ合衆国第45代大統領が就任した。

就任式の演説に関しても賛否両論があり、また就任パレードの際の群集についても、オバマ大統領の時は180万人だったのに対し、25万人程度との報道もあり、トランプ陣営では150万人はいたと主張するなど、マスコミを賑わせている。

もっとも、パレードの俯瞰の映像を見る限り、150万人には遠く及ばないことは明らかで、アメリカ史上人気度最低の大統領の誕生などとの冷やかしの声も聞かれるが、それはともかく、アメリカファーストを声高に叫ぶ新大統領の誕生で世界の政治、経済はどう変化するのだろうか。

ボクたちの会社でも、新政権下で、世界経済がどのように展開するかの予想番組を制作した。
その中でも、経済の専門家たちは期待と不安を語っているが、その不安の内容がどこまでも深くて恐ろしい奈落までをも予想していて、その点がこれまでの新大統領の誕生と異なる予測である。

政治や経済の専門家でも明確には見通せないのだから、ボクなど素人に今後の世界の進展など分かろう筈もないのだが、ただ一点だけ直感がある。
それはトランプ大統領の政策がどうあれ、彼が世界有数の大富豪であることへの不信感である。

総資産が一兆円以上とも、また、選挙で使ったから目減りしているとかの噂もあるが、不動産開発やカジノ経営などで富を築き、「俺は金持ちだ」と世界に向けて発信するほどの大富豪である。

資本主義経済の世では、利益を追求し、金儲けに走ることはもとより合法であり、犯罪ではない。
大富豪のどこがいけないのか、と云われても法律上の問題はないことは知っている。

反論を承知で、それでもボクは敢えて言うのだが、異常な富の集中は富の収奪に他ならない。
富の一極集中は数多くの貧しい人々を生み出していることは紛れもない事実だからである。
本来、富は社会に還元すべきものであると考えている。

つい最近、ビルゲイツなど世界のトップ8人の総資産が世界人口のおよそ半数にあたる低所得者層32億人の総資産額に匹敵するとの報道がなされた。
これは誰の眼にも異常なことである。

もっとも、こういう実態は今に始まったことではなくて、世界的に昔から続いている現実ではある。
しかし、そういう富の在りようを是認して生きてきた者に、多くの民衆のための政治が行えるとは到底考えられないのだ。
子供でも分かる理屈である。

この一点だけでも、ボクはトランプ大統領に期待するものは無いと思っている。

政治は権力を行使し、最大多数の民衆の幸せを達成させるものである。
だから実際には実行力が必要で、理念がいくら崇高でも、その理念を現実の力に具現化する能力が求められる。
そうでなければ理念も理想も単なる絵に描いた餅になる。

しかし、政治にはまずその理念がなければならない筈である。
政治を知らないボクが言うのも説得力はないが、少なくともオバマ大統領には理念があり、その理念や理想を裏付ける哲学があったと思っている。

しかし、理念と現実には乖離があるので、実際の世で理念の実現化には大きなエネルギーと時間が要る。
簡単には達成できない、とても難しい作業である。
だが、優れた政治家は理念に向けて一歩づつどこまでも必死の努力を続けるのだろう。

一方、理念や理想を持たない現実主義の迎合派は悪い意味でのポピュリズムにはまり込む。
極端な行動や大衆受けする暴言で人々を扇動し人気を得る。
とても危険である。

オバマ大統領が正しい政治を行ったかどうかは知らないが、少なくともトランプ大統領のような衆愚政治は行わなかったのではないかと思っている。
この一点でトランプ大統領に対し、世界の多くの人たちと同じ危惧をボクも共有している。

こう考えてみると、三本の矢だったか、アベノミクスなどという架空物語を、さも実現できるかのような幻想を与えて政治を行っているわが国の首相も今度の新しい大統領といいとこ勝負に見えてくる。

トランプ大統領の誕生に驚くことのない日本がすでに存在している。

      「トランプや いつか来た道 恐い道」


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