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鳥越俊太郎さんの落選を祈りつつ……?!

鳥越俊太郎さんが東京都知事選に出馬を決めたとニュースの報道で知った。

鳥越さんの名前が候補者として上がっているとの話は噂として聞いてはいたが、まさか本人が引き受けることはないよと、ボクは周囲の人たちに笑って話していたのだった。

しかし、鳥越さん、とうとう本気になってしまったようだ。

鳥越さんとは、彼がテレビ朝日の報道番組「ザ・スクープ」のキャスターとして新聞社から初めてテレビの世界に飛び込んで来られてからの付き合いなので、かれこれ27年になる。

自分のことを「ニュースの職人」と自称しているが、その言葉の通りに、根っからのジャーナリストである。
とても誠実で正直で純粋で、しかも柔軟な感性を持っておられるので、頑なさなど微塵も感じさせない人間性の豊かな人物である。

「ザ・スクープ」のレギュラー番組が終了し、鳥越さんとテレビ朝日との専属契約が解かれた後は、NHKをはじめとするわが社の制作する色んな番組にも出演していただいた。

麻雀もよく打ったし、ボクの結婚のお祝いの食事会にも出て頂いた。
この3月のオルタスジャパンの設立28周年のパーティーにも忙しいところを駆けつけてくれた。
ボクの気さくに話すことが出来る敬愛する先輩であり、友人である。

鳥越さんは本当に真面目な正義の人なので、現在の安倍政権の目指す危険な方向性と政治手法については心から憂慮されてきたことは確かである。

特に、これまでの戦後政権には見られなかった露骨で極端なマスコミへの介入に対しては、これまでも記者会見を行うなど精力的な抗議行動を続けてきている。

鳥越さん自身も言っているように、今回の参議院選挙で与党自民党が圧勝したことにさらに危機感を強め、何とか自分が政治の場に出て、右傾化に歯止めをかけるために直接的な方法で何とかしなければ、と出馬の決心を下したのに違いない。

その熱意や意気込みは高く評価したいし、その真正面から立ち向かう勇気と姿勢には敬意を払わずにはいられない。
しかし、本音で云えば、友人として、ボクは鳥越さんの知事選出馬には実は反対である。

現在は、市民運動家が政治家になったり、新聞記者や作家やタレントやアナウンサーやスポーツ選手も政治家になる時代である。
人は多様な生き方をするので、どんな生き方を選択するのも自由ではある。

しかし、ボク個人としては、鳥越さんにはジャーナリストとして活躍を続けて欲しいとの思いがある。
野にあってこそジャーナリストの言論は光を放つ。

権力に対峙し、権力の在りようを監視することがジャーナリストの本分であるとすれば、鳥越さん自身が権力の側に位置することはどうかとの疑問を持つ。
あくまでも、鳥越さんは権力を監視する側の重要な役目を担うべき位置に自らを置くべきだとボクは確信している。

鳥越さんは、善意の人であり、理想を持つ立派な人物であることに寸分の疑いは無い。
善政を敷こうとの思いの強さも理解する。

しかし、政界は想像を絶する魔界である。
権謀術数、奸計に長けた猛者でも一瞬のうちに闇に葬り去られる世界に違いない。

仮に鳥越さんが知事選で選ばれるようなことにでもなれば、弱小野党を背景にどんな政治が行えるのかははなはだ疑問である。
いかなる苦難が待ち受けているかはとても計り知れないし、もみくちゃにされてズタズタになる図も容易に予測できる。
与党政治家たちやそれを取り巻く官僚たちの言いなりになるしかなく、理想や公約が実現出来ず、涙、涙の毎日になるのではないか。

しかし、鳥越さんは、そんなことは百も承知で立候補を決断し、その闘いをすでに始めている。

自民・公明の推薦する候補には一矢を報いたいし、さりとて日本の最大右派組織、日本の政治を牛耳っている「日本会議」のメンバーである小池某が当選でもしたら大変だ。
しかし、野党統一候補がなんと鳥越さんなのだ。

本来なら、悲壮な覚悟までして闘っている鳥越さんを応援するのが、友人としては当然選択すべき道なのだろうが、さて、どうすれば良いのか、誠に複雑で悩み深き今回の都知事選挙である。

     「なるも良し 落ちればなお良し 都知事選」


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