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10億円の宝くじ

中学3年生になる孫娘が生まれて初めて宝くじを買ったそうである。
今、テレビなどでも10億円の宝くじ!などと盛んに宣伝している。

「何枚買えば良いと思う?」と相談を受けた母親は「1000枚買っても当らない人もいれば1枚買って当たる人もいる」と答えた。
孫娘は散々悩んだ末に10枚買うことに決めた。
中学3年生にとって3000円はそれなりに大金である。

宝くじ売り場に行ったところ、窓口の女性から、連番にしますか、バラにしますか?と尋ねられた。
その意味の分からない孫娘が困っているのを見て「10億円欲しいですか、それとも7億円欲しいですか」と売り場の女性が聞いた。
孫娘は迷わず「10億円!」と答えて連番の宝くじを手にした。

「どうして宝くじなんか買う気になったの」と母親が聞いたところ「当たる気がしたから」と孫娘は答えたらしい。
「もし、当ったらどうするの?家でも買うの?」と母親。
「家は今住んでいる所があるから要らない。服を買う」と娘。
借家住まいの母親が今一番欲しいのは家であり、おしゃれに目覚めた孫娘の欲しいのは服なのだろう。

それにしても、まだ中学生の孫娘がどうして突然、宝くじを買おうなどと思い立ったのかは分からない。
ボクなどその年頃には、宝くじを買うなどとの発想は全く無かった。
親からの仕送りだけでは足りず、遊ぶお金が欲しかった大学時代でも、一攫千金を狙うためにお金を使う、そんな余裕もなく、宝くじは遠い存在だった。

現在では、年に5~6回、ジャンボ宝くじの売り出しが始まると、みずほ銀行の営業担当者が宝くじを売りつけに会社にやって来る。
付き合いでその度に3万円ほど買うことにしているが、これまで一度だって当ったためしはない。

負け惜しみではないが、それは幸いなことだったと本気で思っている。
こういう種類の大金が転がり込んで来たとしたら、間違いなく碌なことにならないことが目に見えているからである。
下手をすると人生を台無しにする恐れすらあると思っている。

初めて大枚をはたいて買った宝くじを、孫娘は自分の部屋に大切に飾っていると娘から聞いた。
しかし、当ることを願い、また当たるに違いないと信じ込んでいる孫娘には可哀そうなことだが、ボクは密かに「たとえ1万円と云えども当りませんように」と祈っている。

      「汗の分 食べていければ それがいい」


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