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生活が苦しくなっている

つい先日、たまには、ちょっと贅沢に鮨でもつまもうかと地元の鮨店に行ったところ、シャッターが閉められており、2月28日をもって閉店させていただきました、との張り紙があった。

その鮨店のあら汁はボリュームがあって、鮨よりもそのあら汁を目当てに、たまに行っていたお店だった。

またひとつ、馴染みのお店が潰れて残念だなとの思いと同時に、そこで働いていた職人さんたちはどうしたのだろうね、と妻と語り合った。
知り合いを失ったさみしさのようなものがあった。

そういえば、ボクたちの会社の在る赤坂には、それこそ数えきれないほどの多数の飲食店やバーやマッサージ店などさまざまな業種のお店が軒を並べてひしめいているが、気が付くと、これまで、そこにあった筈のお店が無くなり、新しい店舗になっている。

実にその出入りが激しく、まるで月替わり、日替わりといった感じで、街の様が変容している。
ボクが赤坂に来て20数年になるが、行きつけだったお店が、指折り数えてみても、軽く10数軒はすでに廃業した。
生きて行くということは、大変なことなのだと改めて実感する。

消費税率が5%から8%に引き上げられてから、ちょうど一年が経つ。
ボクには経済の専門知識など全くないが、ただ、消費税ばかりではなく、税金の重みだけはひしひしと感じている。

アベノミクスがもたらした意図的な円安は、自動車産業などの輸出業界を潤しているが、輸入原材料の高騰をもたらし、われわれ庶民の生活を極端に圧迫していることは周知である。

一部大企業の繁栄とは裏腹に、苦しみ続ける中小零細企業群があり、多くの年金生活者の群れが存在する。

そんな中、自営業を営むボクの知り合いから、一通のメールが届いた。

「時代の流れは大きく変わってしまったようで、正直なところ、今はこれまでにない厳しい状況に追い込まれています。
自営業は、庶民の生活に密着しているという点では最底辺と言っていいと思います。報道では賃金上昇、高卒者の就職率の増加など言われていますが、私や見聞きする周囲の状況からみても最底辺の景気はひどい有様です。
(中略)
人のせいにしても始まりませんが、今の政権のやっていることは、何から何まで理解に苦しむことばかりです。政治の影響にさらされている感覚を肌身に感じています。
正直なところ、今や廃業という言葉が見え隠れしており、自分で決めて進んだ道なので後悔などはありませんが、時折恐ろしく不安になります。」

彼は浮ついたところのない、真面目一方の堅実な男である。
その男が泣いている。

確かに、自由競争の世の中であるから、生きて行くための独自の工夫や努力が求められていることは勿論である。
しかし、本来ならば、人並みに努力し、真面目に働けば、その汗の量に匹敵する、それなりの普通の暮らしができる社会でなければならない筈である。

今や、それが不可能な状況の社会に陥ろうとしていることが問題である。

間違いなく、現在の政権は、一部の富める者をますます豊かにし、これまで何とか普通の暮らしをしていた人たちを貧困に落している。

実際には、実現不可能な経済成長だけを目指す、なりふりかまわぬ、乱暴な経済政策が断行されている。
そして、その結果として、懸念されていた極端な二極化構造の社会がいよいよ現実の形となってきている。

ところで、小さいながら、わが社でも、4月というベースアップの季節を迎えている。
貧しいながらも楽しいわが家であり続けるための工夫に頭を痛めているところである。

   「金求む 宣伝広告 役立たず」


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