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めぐり来る春

あと10日もすれば桜が開花するという。

そう云われてみると、マンションの脇にある花壇に植えられたパンジーなどの花々も、冬のくすみがなくなり、色鮮やかに映えて見える。
生い茂るクチナシの葉も、まるで油を塗ったようにテカテカと光っている。

プラタナスやユリの木などの街路樹は、まだ枯れ枝のままで、それらが緑に覆われる新緑にはまだ日がかかるが、肌をなでていく風はまちがいなく新しい季節を運んでいる。
今年も春がやって来た。

この歳になっても、春はなぜか嬉しい。
ワクワクする。

幸せなことにボクは、毎日沢山の人たちに混じって仕事をし、暮らしている。
周囲には、いつも、20歳代、30歳代、40歳代から70歳代まで、各世代のスタッフたちがいる。
若者たちから中年、熟年、老年までが揃って仕事をしている。

これらの人たちと直接、会話を交わし、議論し、食事をし、酒を酌み交わすことは、とても幸せなことである。
会社は老若男女で構成されるまさに小劇場である。
実に楽しく面白い。

この仕事に生きがいを見出し一直線に突き進む者もいれば、人生に迷い、悩む者もいる。
別の天職を見つけて異なる道に進む者もいる。
自信を無くして離脱していく者もいる。

そして、また時には、社内の若者たちの間では恋が芽生え、また壊れていく。
そんな様子を長い間ずっと見守り続けて来た。
各人各様悲喜こもごも、まさに劇場である。
ボクが介入して解決することもあれば、どうすることもできないケースもあった。

つい先日も、長過ぎた春に自ら終止符を打ちながらも、なお傷つく若い女性スタッフの涙にも遭遇した。
ひとつが終わると、次の新しいひとつが生まれる。

冬のあとには春が来る。
希望が生まれる。

春は異動の季節でもある。
去る者もいれば新しく仲間入りする者もいる。

4月になれば、桜と共にフレッシュな新入社員たちが参画する。
5月には、来年度の新規社員の採用試験が控えている。

ボクたちの会社は、こうして伸縮を繰り返しながら、毎年のように躍動の春を迎えている。

      「春風や 行く人来る人 運びつつ」


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