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ある結婚披露宴

先週の日曜日、ある結婚披露宴に招待されて出席した。

「音楽とワインを楽しむ会」というのが、その披露宴の装いだったが、虎ノ門ヒルズの52階のパーティー会場は、美しく照明を施された東京タワーが目の前に見えるこじんまりとした今風の雰囲気で、100人ほどの人たちが集った。

この日の主役のMさんは、今年62歳。
3年前に奥さんを病気で亡くしての再婚である。

某新聞社からテレビ局に出向し、現在はその関連会社の常務を務めておられる。
Mさんとはテレビ局に出向された時からの付き合いなので、もう十数年になる。

優秀で、いつも前向きの、とても善良な方である。
勿論、仕事関係の付き合いなのだが、彼がテレビ局時代に人事面で悩まれたことがあり、何の役に立つ訳でもなく、ボクはただ彼の話を聞くだけだったが、少しは精神面での支えになったこともあったようで、それ以来、時々お酒を飲むような間柄である。

特別に気どることも無く、仕事を離れての話のできる、さっぱりとした気楽な関係である。
ベタベタしないが、どこか心の底で信頼し合っている。

仕事を通じて知り合っての、こういった交友関係は、それほど多くはない。
そういう意味でもMさんはボクの大切な友人のひとりである。

新婦は50歳少し手前の通販雑誌の編集長をしておられる、古い表現ながらキャリアウーマンで、初婚であるらしい。
このお二人は、今年1月に知り合って、8月に入籍したというスピード結婚である。

そして、その結婚の形が少し変わっていて、土曜日と日曜日だけを共に暮らす週末婚だという。
昔、週末婚をテーマとしたテレビドラマはあったが、これまでボクの知り合いで、こういう形の結婚生活をしている例を知らない。

それぞれの住まいとは別に、都心にマンションの一室を確保して、週末をそこで過ごすのだという。
ボクなどは、職場も私生活も24時間、妻と一緒に行動していて、すっかりその生活に慣れ切っているので、週末婚という形態を即座にはイメージ出来ないが、果してどんなものなのだろう。

それぞれが、精神的にも物理的にも自立していないと成立しないであろうことは、想像に難くない。
それに、お互いの信頼や理解も、より必要かもしれない。
たしかに、結婚の形態はさまざまあっても不思議はないし、面白いとも思う。

ところで、このご夫婦がどうして週末婚という形を選択したかには、それなりの理由があった。
披露宴で花嫁の介添え役として新婦のご両親が登場されたが、お二人共に80歳を遥かに越えられたご高齢である。
新婦はそのご両親を置いて嫁には行けないという事情があったようである。

どうやら、知恵を絞った末の週末婚という選択であったようだが、新郎新婦の幸せを祈るばかりである。

   「還暦を 過ぎてめでたや 終末婚」


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