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ボクが金持ちになれないワケ

昼食で、久し振りにトンカツを食べに行った。
もう2~3ヶ月前から、トンカツを食べたい、食べたいと思い続けて、やっとその思いを果たせたのだった。
そして、そのトンカツ屋で、ボクがどうして金持ちになれないのか、そのワケにハッと気がついたのである。

赤坂にあるそのトンカツ屋さんは、ボクが知る限りは老舗で、商売の形も、いかにも昔ながらのやり方で、トンカツを食べるなら、そのお店と決めている。
トンカツならばロースかつに限ると、これもまた決めているが、そのお店のロースかつは、適当についている脂身が旨いのである。

余談ながら、脂身たっぷりのトンカツを一晩冷蔵庫で冷やしたのを翌朝お茶漬けで食べると本当においしいのだが、こんな簡単なことも、なかなか実現できないでいる。

それはともかく、このトンカツ屋さんのメニューで、一番高い料理でも2500円程度である。
ロースかつ定食は特上が1700円、上が1400円、並が1000円である。

ちなみに普段の毎日の昼食代は平均すると1000円位である。
赤坂は食べ物代が比較的高い土地柄である。

ところで、ボクはロースかつ定食はいつも1400円の上定食を食べることにしている。
これまで、1700円の特上定食を一度も食べたことが無い。
さぞかし旨いのだろうとは思う。

値段は上定食よりもたった300円高いだけである。
たいした額ではない。
しかし、ボクはどうしても1700円の特上の定食を食べられないのである。

うなぎ屋でも、特上、松、竹、梅と4段階あると、松を頼むし、松、竹、梅の場合は竹を注文する。
二番目に高い料理にする。
どうしても、そのお店の一番高い料理が注文できないのである。

というよりも、一番高い料理を食べることに抵抗感がある。
なぜか、そのお店で一番高い食べ物を注文することに罪悪感を感じるのである。
贅沢を超えた罪悪感がある。

そう思って振り返ると、一流のブランド品を所有することについても同様の罪の匂いを感じてしまうし、一流だと云われているレストランや料理店で食事をすることについても同様である。

楽しめないばかりではなく、罪悪感の方が先に立つので、その場から早く逃げ出したくなってしまうのである。
どうやら、貧乏根性が身についているとしか思えないのだが、どうしても馴染めない。

大会社のきらびやかな大きなビルを見るにつけても、それが搾取の結果にボクの眼に映る。
富の在り方にいつも疑問を持っていて、そんな気持ちがいつもボクの行動に規制をかける。

それなら、一番安いものを食べればよいじゃないか、というのが理屈だが、一番安い物も食べたくない。
そのあたりが、中途半端なところで、理屈にならない。

トンカツ屋さんで、一番高い1700円の特上ロースカツ定食を注文することができず、上ロースカツ定食を美味しく食べながら、だからボクは一生金持ちにはなれないのだな、と改めて気が付いたのだった。

   「死ぬまでに 特上カツを 食べたいな」


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