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テレビ朝日の豪華パーティー

一昨日、テレビ朝日とBS朝日の企画募集の説明会を兼ねたプロダクションの慰労のためのパーティーが、六本木ヒルズのホテルグランドハイアット東京で豪勢に行われた。

テレビ朝日と云えば、この4月に同じホテルで「報道ステーション」10周年記念感謝の会が、びっくりするほどの大掛かりな規模で行われたばかりである。

テレビ朝日の平成25年度の決算を見ると、前年度比、増収増益で、29.3%の純利益の伸び率を示し、視聴率と併せて営業成績も好調ぶりを見せている。

営業成績にかかわらず、ここ4~5年、こういった形のパーティーを開催する気概を持ち、気を吐いているのはテレビ朝日だけである。
他局は妙に縮こまっているのはいかにも情けない限りで、パーティーの是非はともかくとして、現在の局を中心とするテレビ制作の現場はいかにも元気がない。

この4月にテレビ朝日も他局同様にホールデイングスの形態をとったようだ。
6月の株主総会で、これまで社長だった早河洋氏が会長兼CEOに昇格し、社長には朝日新聞社からの天下り人事となった。

早河氏はテレビ朝日の生え抜きで、かつて看板番組であった久米宏の「ニュースステーション」の生みの親であり、新しく古舘伊知郎を起用し「報道ステーション」として生まれ変わらせたのも彼であった。
テレビ朝日をここまでにした功労者である。

この日、パーティーに出席した制作会社は120社余の多きを数える盛況ぶりで、ホテルの会場は一杯になっていた。

この会の冒頭のあいさつで早河会長は
「最近のテレビは各局ともにコンプライアンスの意識が先行しており、全体的に企画内容も委縮している。以前のテレビが持っていた冒険心や危険すれすれの新しい試みなどが失われているのは残念である。その結果として、どのチャンネルも同じような番組が並ぶという現象を来たし、視聴者離れの一因ともなっている。今後は、テレビ朝日は、そういった分野にもどんどん挑戦していきたいので、皆さんからの意欲ある企画提案に期待している」との主旨を述べられた。

それは、かなり踏み込んだ、意欲ある発言であるとも受け取れた。
その後、編成担当の責任者たちから会場の大スクリーンを使っての企画募集の説明が行われたが、当然ながら局が期待する主体は、ドラマやバラエティーで、ドキュメンタリー系はいつもながら脇役である。

かつて局のプロデューサー時代にお世話になったU氏は「会長の挨拶はなかなかだったけれども、もっと報道系やドキュメンタリーに力を入れてもらわないとね。われわれの出る幕がありませんね」とおっしゃる。
久し振りにお会いしたが、U氏は現在、関連会社の重役をしておられる。

そう云えば、この会場に入った時から、ボクの知っている制作会社の馴染みの顔が余りにも見当たらないので不思議だと思っていたのだったが、どうやらドラマやバラエティー系のプロダクションが多く会場を占めているためであることが分かって来た。

これも、相変わらずのテレビの象徴的状況だが、ドキュメンタリー系のボクたちもめげずに踏ん張って行くしかない。
これまでもドキュメンタリーがテレビの世界で主役だったことはない。
いつも隙間を狙ってのゲリラ戦法で生き抜いてきた。

ホテルの料理をいただき、美味しいコーヒーも飲ませていただいた。
帰りには、参加者全員に企画提案のための資料と、ホテル特別発注の高級クッキーがお土産に手渡された。
翌日、そのクッキーを会社のスタッフたちと共にいただいた。

ボクたちも、テレビ朝日に対して企画提案し、少なくとも一宿一飯の義理だけは、果たさなければならないと思っている。

      「穴っぽこ 隙間求めて 半世紀」


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