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NHKのど自慢の鐘

毎週、日曜日のお昼に放送している「NHKのど自慢」は、NHKの開局以来続いている超長寿番組である。

ボクたちが子供の頃のまだテレビが無かった時代には、ラジオを通して聞いていたものだ。
親たちが聞いているのを、何となく一緒に聞いていたとの覚えがある。
まさに刷り込みに近い番組で、未だに日曜日となると、ついつい習慣のようにNHK総合にチャンネルを合わせるクセがついてしまっている。

一昨日は長崎県壱岐市からの放送だった。
NHK長崎放送局開局80周年記念、壱岐市制施行10周年記念の番組であったらしい。
いかにも公共放送局NHKらしい重々しい番組の位置づけである。

この番組で、自慢ののどを競い合うのは、250組の中から選ばれた20組の出演者たちである。
歌の評価は3段階あり、鐘ひとつ、鐘ふたつ、そして合格者には鐘が連打される仕掛けになっている。

そして、毎回、この番組が巡回する地方の郷土色を出すために、さまざまな職業や年齢やエピソードの持ち主などを取り揃えようとの演出が施されている。
その意味では、歌の上手い下手を競う形をとってはいるが、それよりも歌を通して、出演者の人生のひとコマが感じとれるような意図を持ったちょっと味のある番組でもある。

そこが面白くて、ボクもついつい視てしまうのだが、この番組で、ずっと気がかりになっていたことがある。
それは、鐘の数を判定している審査員がどこの誰なのかが、まったく不明なことである。

その回毎に、審査の基準が異なり、一貫性が無い。
先週は合格ラインの歌が、今週は不合格といった具合である。
だから、その週によって、出演者20組のうち10組が合格することもあれば、少ない週もある。

一昨日の壱岐市の場合の判定も独特だった。
上手ではないけれど、味のある人たちに連打が打ち鳴らされていた。
それはそれで納得はいくが、判定の基準が明確でないところが気に掛る。

もしかすると、審査員はNHKの各地放送局の局員が担当しているのかもしれない。
その局員たちの好みで鐘を鳴らしているから、あれほど評価がマチマチなのではないか。
どうひいき目にみても、玄人の判定とは思えない。
果たして真相は?

お遊び番組とは云え、出演者たちの「NHKのど自慢」に懸ける思いは、ボクたちの想像の外、重く深いものがありそうだ。
審査員を覆面にしていることは、もしかするとNHKの時代錯誤の一例かもしれない。

特別に眼くじらを立てる訳ではないが、それならばいっその事、毎回出演するゲストの歌手たちの判定にした方がスッキリするとも思うのだが、いかがなものだろうか。
スーパーの大根にも生産者の名前が表示される時代なのである。

      「のど自慢 親子三代 鐘ならし」


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