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3・11東日本大震災から3年

3・11の未曾有の大震災からすでに3年が経った。
この3年間に、ボクたちは、この大震災に関連するいくつかの番組を制作している。

「ディスカバリーチャンネル」では農地再生に賭ける青年の話、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」では原発事故による帰村問題に揺れる福島の川内村の1年の記録、「NHKスペシャル」の日本再生シリーズでは、震災特番を二本。
今年になって、NHKの「ETV特集」で新たな農作物の栽培に挑戦する農民たちの一年の記録を放送した。

また同じNHKで、「きらり!えん旅」という東北地方の人たちを励ます30分の支援番組を、レギュラーで制作し続けている。
すでに34作品を制作、放送している。

震災4年目に当たる3月11日を中心に、各テレビ局、それに新聞社各社はそれぞれ、特集番組や特集記事を競って組んだ。
そのほとんどは、遅々として進まぬ震災復興の現状を伝えるものである。
その中で、テレビ朝日の「報道ステーション」が放った、原発事故の被災地・福島の子供たちの甲状腺がんの発症に関する調査報道は、総力を挙げての渾身の番組で、視聴者に大きな衝撃を与えるものだった。

ますます右傾化の度を強めている安倍政権下で、ただひたすら首をすくめ、その言論を自らが封じているマスコミ界にあって、気を吐いている筆頭番組が「報道ステーション」であると思う。
権力に対する公正なチェック機関としてのジャーナリズムの最も大切な基本を忠実に守り抜こうとしている。

早河洋社長が率いるテレビ朝日は勿論のこと、「報道ステーション」を制作しているスタッフには、敬意を払わずにはいられない。
特に、キャスターの古館一郎さんの根性の据え方は立派である。

実は、「報道ステーション」が開始された2004年以来、ボクたちの会社から、常に2名のスタッフをこの番組に参加させてもらってきた。
2~3年置きにスタッフを交代で送り込んできた。
今年の4月からは、とりわけジャーナリスティクな眼を持つ若手とベテランの2人を交代要員として送り込む準備を整えている。

この番組に、スタッフを参加させてもらえることはボクにとっても、とても誇りである。
スタッフにとっても、取材活動の最前線に身を置くことになる訳で、取材の瞬発力を間違いなく身につけることができる。
番組制作とはまた別の世界が展開する。
その体験を有意義なものにするか、どうかは、本人の心がけと能力次第である。

そして何よりも、テレビの番組制作を含めて、ジャーナリズムの世界に身に置く者に共通して言えることだが、常に、身の周りはきれいにしておかなければならない、ということである。
特に、「報道ステーション」のような権力にモノ申すことの多い番組担当者は、何事にも不始末の無いように、権力に付け込まれることの無いように、身を正しておかなければならない。

今年「報道ステーション」から戻って来るスタッフが、どう成長しているか、そして代わりに出て行くスタッフがまた2年後、3年後にどのように成長して戻ってきてくれるかが楽しみである。

      「始めたら 泣くな折れるな くじけるな」


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