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憲法改正の妄想

柄にもなく憲法について触れたついでに、一言だけ。

自民党からの憲法改正の話は、これまでも度々出されては消えて行った経緯がある。

社会党の解体に端を発した、その後の民主党など野党の著しい衰退に至るまでの動きの中で、自民党が息を吹き返し、現在、その反動のように傍若無人とも言える政治を行っている。
これまでは様子見に憲法改正を打ちあげていたが、今では堂々と、本気で改正に突き進もうとしている。

しかし、こういう動きは、自民党の所為ばかりではない。
すでに、日本社会全体が右傾化していて、野党である公明党や維新の会、さらにみんなの党などは自民党も顔負けの右傾化ぶりである。

もとをただせば、民主党だって自民党の分党のような存在で、仲間同士である。
その意味では、絶滅寸前の社民党や共産党以外に本当に野党と云える政党が存在するのか、との見方もできる。

そんな政治状況の下では、無党派層と言われる国民が多数を占めるのは必然で、つまり、選択できるような野党が存在しない実態が続いている。
必ずしも自民党を積極的に支持している訳ではないが、選択肢を失い、その結果、自民党に投票する人々も多く、結局は、自民党の天下という実情を存続させている。

また、一方でそれを支えている国民の保守化、右傾化は間違いなく進行している。
まさに、悪循環のスパイラルである。

安部政権はマスコミも完全にその手中に収めた観がある。
気を吐いている一部マスコミもあるにはあるが、孤立感を深めている様子がうかがえる。
多くのマスコミ人は、じっと首をすくめてこの暗い時代が過ぎて行くのを待っている。

かつては、戦い、敗れて局を追われる者もいた。
ボクもそのはしくれのひとりだったのかもしれない。
そういう方法は必ずしも利口とも言えず、組織の中で闘い続けることも必要である。

たしかに、今の状況を俯瞰でみると、やや絶望的だが、無理はどこかで綻びをみせるはずである。
その時にボクたちが瞬発力を発揮し、動けるかどうかが問われる。
その時のための普段の備えが必要だろう。
意識の覚醒が必要だ。

これまで、憲法改正の話が出る度に、それはアメリカに無理やり押し付けられた憲法だから、との理由が必ずついた。
ボクはそんな時、それならば、野党も積極的に憲法改正を主張し、今よりもさらに民主的な新しい憲法を作ろう、と云えばよいじゃないか、などとうそぶいていたものである。
攻撃は最大の防御とは云いながら、今では、そのような論は妄想のまた妄想となってしまった。

      「今の世は 沈黙まさに 金なり哉」


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