FC2ブログ
ホーム   »  ドキュメンタリー  »  人間について不思議に思うこと

人間について不思議に思うこと

先日、ゆりかもめに乗り、新橋から台場に行った。

夕陽を浴びた沿岸の建物が赤く染まって美しい。
ゆりかもめ号は静かな東京湾の中をまるで空中をかき分けるように横切っていく。

レールではなくて、コンクリートの路を、車輪ではなくてタイヤを履いた乗り物が走る。
電車というよりも軌道バスのような不思議な乗り物である。

今さらながらだが、ゆりかもめは、運転手の居ないコンピューター管制による無人の自動操縦で動いている。
今では、誰も特別に不思議とも思わなくなった、何でもない日常の風景だが、改めて見直してみると、かつてのSF映画のひとコマのようである。
人間の想像力は凄いと思うし、それを実現させて行く技術力の高さに驚いてしまう。

埋立地に新しく建てられていくビル群のひとつひとつを間近に見るにつけても、その建設に費やされた気の遠くなるほどのエネルギーに畏敬の念を抱かないではいられない。

ボクは何度となく接している筈の、ゆりかもめの車窓の風景を眺めながら、不思議な気持ちに陥っていた。

これほどの叡知に溢れる人間なのに、どうして破滅への道と分かりつつなお進もうとするのだろうか、などという素朴な疑問に包まれた。

宗教の争いもそうだし、戦争などの軍事紛争もそうである。
核開発や原発なども人間にとっていかに愚かな行為であり存在であるかは自明の筈である。

聡明な人間の想像力をもってすれば、すぐに結論が出るであろう事象に人はなぜ敢然と立ち向かうことができないのだろうか。

自分でも、いかにも子供のような幼い思いであるとは知りながらも考え込んでいた。
地球を含めて命あるものは遠い将来、必ず消滅する運命にあるが、自らの手でその命を縮めることはいかにも愚かである。

青臭いかもしれないが、それを人間の業と言ってしまうのでは、余りにも心残りが大き過ぎる。

       「人類は やがて滅びて 消えゆくも」




にほんブログ村 テレビブログ ドキュメンタリー番組へ にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ 人気ブログランキングへ

ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



関連記事
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

馬鹿社長

Author:馬鹿社長
【小田昭太郎】
株式会社オルタスジャパン代表取締役

★ホームページ★

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR