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土屋達彦さんの再入院

土屋達彦さんの奥さんから「土屋がまた、がんセンターに入院いたしておりまして………」との連絡があった。

毎年恒例のオルタスジャパン忘年会のお知らせのメールをお送りしたのだったが、残念ながら今回は参加していただくことは無理なようである。

土屋達彦さんのことは先日少し触れさせていただいた。
彼は、元産経新聞社の記者だったが、今年10月に「叛乱の時代~ペンが挑んだ現場~」という、若き頃の土屋さんの熱い記者魂を描いたドキュメントを出版された。

71歳のノンフィクション作家としてのデビューだった。
がんに冒され病床で綴られた、文字通り渾身の一冊である。

1968年の米国原子力空母エンタープライズの佐世保寄港阻止に始まり、王子、成田闘争と続いていく学生運動、さらに日大闘争、東大闘争そして連合赤軍と、それこそニッポンの叛乱の時代を記者の眼を通して描いている。

ボクもしっかりと拝読したが、同じ時代を生きたジャーナリストの視線に心からの共感を覚える。
そして同時に人間としての土屋さんの姿勢に共感する。

ボクの学生時代は学費値上げ反対から始まった早稲田闘争で明け暮れた。
ボクのようないわゆるノンポリ学生でも闘争と無縁ではいられなかった時代であつた。

理屈は分からず未熟ではあったが、今ではすっかり死語となってしまった、理想や夢について真剣に考え議論した時代である。
誰もが、そんな青臭い時代を通過した。

しかし、その時代に体験した、その青臭さを土屋達彦さんは今も持ち続けておられる。
そして、ボクもなかなか大人になりきれず、いつも、夢や理想を未だに求め、語っている。
その意味で土屋さんとは共通の地平で生きている。

すっかり、擦り切れてしまった今の世ではあるが、土屋さん自身は決して擦り切れることがない。
それが土屋達彦という人物の大きな魅力であり、ボクがこの世でただひとり、兄貴として尊敬し、慕う理由である。

早く元気で退院していただきたい。

ちなみに、12月9日付で発売された雑誌「アエラ」に土屋さんの著書「叛乱の時代」の書評が掲載されている。
やはりボクたちと同じ時代を生きている鈴木邦男さんが筆を執っている。

   「お花見は 元気に一献 車座で」


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