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紅葉の季節

本格的な紅葉の季節が訪れた。

ボクの住んでいる信濃町のマンションを出てJR中央線のガードをくぐるとすぐに、赤坂東宮御所があり、すぐ隣の迎賓館と大きな公園に続く。
道路を挟んで、その向かい側には、公園と学習院小学校があり、ふたたび公園があり、四谷中学校につながっている。

四谷駅に向かうこの400メートル余りの路は街路樹が繁り周囲の公園は様々な樹木に覆われていて普段は緑豊かな一帯である。
そして、この季節、それらの木々が見事な紅葉を見せている。

ボクは毎朝、妻と二人でこの道を歩いて通勤している。

「わざわざ遠くまで出かけなくても、ここで十分紅葉が楽しめるね」
とボクは妻の京香に云った。

イチョウはまだ緑の方が濃く、黄色くなるのに、もうしばらく時間が掛る様子である。
桜は赤く、プラタナスやユリの木などは黄や茶色に染まっている。

「紅葉も、遠くから見ていると、その美しさに感動するけれど、近くで手に取るとただの枯葉だ
ね。」
「わたしみたいね。わたしも、だんだん枯れて来たわ」
「そんなことはないよ。美しいよ」
「まだ、大丈夫?」
「まだ、じゃなくて、まだ、まだ、大丈夫だよ」

大きな枯葉が風に舞い落ちている。

「ボクはもうすぐ散ってしまうなあ。京香はまだ若いからこれからだ。ひと華もふた華も咲かせて下さいよ」

つい先日、新緑を楽しんでいたのが、あっと云う間に紅葉に染まっている。気が付けばこのあたりは桜のピンクに包まれているだろう。
時の巡りの速さが恐ろしい。

   「手放しで 愛でて哀しき 紅葉かな」


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