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阪急阪神ホテルズの偽装問題

阪急阪神ホテルズが経営するレストラン23店舗で47品目のメニューに偽装があった。

ニユースによれば、レッドキャビアと呼ばれるマスの卵が実はトビウオの卵であったり、芝エビと称してバナメエビとかいう別の安いエビを使用していたり、九条ネギが普通の青ネギだったり、鮮魚が冷凍だったりと2006年から実に7年間もお客を騙し続けてきたというものである。

この会社ぐるみの偽装が発覚した直後、社長が記者会見を行い、これは偽装ではなくて誤表示だと弁解したために、余計にマスコミを含め世間の非難の声が増した。
まさに火に油を注ぐとはこのことで、傘下に17の直営ホテルと33のチェーンホテルを有する大会社の社長の発言とは思えぬ愚かさぶりである。

一昨日、余りの不評に改めて記者会見し、偽装であることをしぶしぶ認め、社長を辞任することを表明した。

しかし、その記者会見の様子を見ても、ホテルとしては偽装する意図は無かったが、偽装と思われても仕方がない、という言い方に終始した。

社長辞任の理由についてもホテルチェーンの信用を失くしたことの経営責任をとるというもので、はじめからおしまいまで保身に徹し、利用者に対する謝罪の気持ちが見えないのは利己的で情けない図ではあった。

それならば、最後まで偽装ではないと言い倒す方が悪党らしくて余程小気味良い。

しかし、角度を変えれば、まったく別の見方もできる。

今回の偽装問題の発端は会社の発表ということである。
内部告発あるいは行政が関与しているのか分からないが、驚くべきは7年間の永きに渡ってこのことが続けられていたことである。

偽装を行い利用客を欺いてきたホテル側の罪については論外で弁解の余地はない。
しかし、それよりも、利用客が偽の食材を食べさせられながら、大満足して、したり顔でやっぱり一流ホテルの料理はおいしいねぇと舌鼓を打っていた事実は実にブラックである。
笑えるというよりはむしろ哀しみが先に立つ。

所詮、グルメなどというものはその程度の役割のものなのだと分かる。

その意味では、今回の事件には被害者は居なかった。
発覚さえしなければ何事でもなく、ホテルも客も全員が幸せだった。

もっとも、今回の発覚は、恐らく氷山の一角に過ぎないのは明らかだ。

ひがみ根性で云う訳ではないが、一流ホテルのレストランで食べたいなどと思わないボクのような一般庶民にとっては、遠くの出来ごとである。

  
     「大ホテル 見栄を張るには 金かかり」


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