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馬頭琴の響きに思うこと

昨日まで、映画監督・蔵原惟二さんのことについて少しばかり書いたが、先週の土曜日、彼の総合演出によるコンサートが銀座のヤマハホールで開かれた。

馬頭琴とピアノのコラボレーションという一風変わった音楽会だった。

馬頭琴はモンゴルの二弦の民族楽器で、名前の通り、棹の先端部分が馬の頭の形をしている。
弦は二弦だが、馬の尻尾の毛が300本も使われていると云う。

モンゴルでは室内ではなく草原で演奏される楽器だというだけあって、繊細というよりも雄大で、草原を駆ける馬や風のように実に勇壮である。
哀調を帯びた音色には奥行きがあった。

奏者は内モンゴルのセーンジャーさんで現在売り出し中のアーティストだ。
テレビ朝日の「徹子の部屋」にも出演している。

セーンジャーさんは蔵原惟二さんを通じてボクともすでに知己の中で、ボクたちの会社の忘年会やお花見にも参加し、馬頭琴の演奏をしてくれている。

ピアノ演奏は小原孝さん。
小原さんは国立音楽大学大学院を首席で修了した秀才ピアニストで作曲家。
クラシックにとどまらずあらゆるジャンルの音楽に取り組み、多彩な才能ぶりを展開、活動している。
15年間パーソナリティーを続けているNHKラジオ番組の「弾き語りフォーユー」では即興演奏と軽妙な語りで人気を博している。

馬頭琴とピアノのコラボも、そんな小原流の達者なおしゃべりと、音楽を自ら楽しむと共に観客へのサービスの心に満ち溢れていて、実に楽しかった。

銀座の真ん中に、音響効果満点のホールがあり、こんな贅沢な楽しみ方が出来るのは本当にありがたいことである。

恐らく、コンサートとしては主催者は営業的には成立してはいないと思うし、ホールの持ち主であるヤマハもホール単体での収益は上げることはできているとは思えないが、これが文化なのだと思う。
こうした、いわば文化的な無駄は切り捨てることなく、いつまでも存続させてもらいたいものである。

   「番組も 損得ばかりが 巾利かし」


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