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忘れられない風景~映画監督・蔵原惟二さんのこと⑤~

テレビ制作については、この企画は実現しそうだとか、ダメだろうとか、また実現させるための道筋や方法についてはある程度分かる。
テレビの番組制作の現場で50年近く生きて来たのだから、そんなことは当り前ではある。
その意味ではプロを自認している。

しかし、これが映画となると右も左もトンと分からなくなる。
全くの別世界である。

それでも、クラさんこと蔵原惟二さんから一緒に動いてくれないかと頼まれると、嫌とは云えなくなる。
クラさんとは、まあ、そういう親しい間柄なのである。

「台本が出来れば、それを持って行く所はある」とクラさんは云った。

以前、「南極物語」を一緒にやったフジテレビに持ち込もうとの腹であるらしかった。
とにかく、台本がなければ何事もスタート出来ないと云う。

ボクたちは、脚本を高田宏治さんにお願いすることにした。

高田宏治さんは1934年生まれの高名な脚本家である。
東京大学を卒業していてすこぶる頭が切れる。
「仁義なき戦い完結編」「野生の証明」「鬼龍院花子の生涯」「極道の妻たちシリーズ」など彼の脚本は枚挙にいとまがない。

高田さんは開けっぴろげで、実に気さくな良い方だった。

若い嫁さんをもらって、それなりに苦労されていた。
ボクもその後、同じ体験をすることになるのだが、余りにも年齢が離れ過ぎていると、可愛いものだから、子供を通り見して、孫と同じ感覚で接し、何でも許してしまって、結局、嫁さんに振り回されてしまうことが多くなる。
高田さんのそんな様子を微笑ましく見ていたものだ。

やがて、脚本が仕上がる。
全くのオリジナルで魅力的な脚本が用意されることになった。

   「脚本に あらためて見る プロのワザ」




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