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大島渚さんのドキュメンタリードラマ

昨夜、NHKBSプレミアムで「大島渚の帰る家~妻・小山明子との53年~」を視た。

60分の番組だったが、ほとんどの部分がドラマで構成されていて、奥さんで女優の小山明子さんのインタビューや実家の様子などが挿入されていた。

ボクもほんのわずかな期間ではあったが、大島さんの助手につかせていただいたことがあり、ドラマの録音シーンなどの雰囲気はそっくりそのままで懐かしく視た。
テーブルにウイスキーのボトルを置き、それをぐいぐい飲みながら録音作業するなど、今ではとても考えられないようなシーンだが、実際にそうだった。

ドラマではボクたちの知らない大島渚も描かれていて新鮮だった。

この番組を制作したのはテレビではなく、いかにも映画畑の人たちだと感じられた。

この番組をプロデュースした佐藤静夫さんは大島渚監督の助監督を永く務めた方で、ボクとも親しい方である。
大島さんが亡くなられた後、葬儀までの1週間ほど鎌倉の自宅に遺体を安置されていたそうだが、その間ずっと遺体のそばに付き添って面倒をみていたのが、佐藤静夫さんだった。

大島さんが亡くなられてから3カ月ほどした今年4月、ボクたちの会社のお花見に見えられた佐藤静夫さんは、お酒を入れた青々とした竹筒を持って来られ、大島さんの供養にと盃を勧められたことを思い出す。

「大島渚の帰る家」は面白く視聴したが、色々なことを考えさせられた。

大島さんは映画「御法度」を最後に倒れられ、以後13年間、80歳で亡くなられるまで寝たきりの不自由な人生を送られた。
他人の人生をとやかく言う資格は無いが、辛い人生だったろうと思う。

人生のそれぞれの役目を終える年齢はそれぞれ異なるのだろうが、寿命と役目の終了する年齢が一致するとは限らない。
妻の小山明子さんは大島さんの老後の命を預かり、大変ではあったろうが、意味ある人生を送っている。

一方の大島さんはどのような思いで13年間を生き続けたのだろうか。
どう死ぬか、死に方を問われても、命の始末までは本人の手には負えない事柄である。

やっぱり、人生とは辛いものであるようだ。

   「いつ終える どう終えるのか 人生は」


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