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遠距離恋愛

銀行の営業担当だった青年が、転職の挨拶に見えた。
全く別の業界に移るのだと云う。

「大変お世話になりました」と晴れ晴れとしている。

2年間ほどわが社を担当していただいた。
「入行して間もない頃からでしたので、本当に勉強させていただきました」と実にサバサバとしている。

今年25歳。
銀行サイドとしては、入行させて3年、やっと仕事も覚え始めたかな、という時期に辞めていかれるのは、さぞかし残念なことだろう、と推察するが、辞めて行く側には、そんな痛みを感じ取る気配はサラサラなさそうである。
立場の違いとはそういうものである。

東京の大学で知り合った恋人が富山県の出身で、彼女が地元の会社に就職したために、卒業以来、富山とずっと行ったり来たりの長距離恋愛を続けて来たのだと云う。

「思い切って銀行を辞めて結婚し、僕が富山に移り住むことにしました。」

彼の実家は東京なので、富山に行くことに両親は猛反対したそうだ。

「富山県に住むと、ほとんど太陽を拝むことが出来ないそうですよ。それが嫌で東京に逃げ帰ったという人の話を聞いたことがあります」
ボクはイヤミ爺さんに変身してチクリと刺してみたが、「へぇー、そうですか」と全く意に介さない。

「有給を消化して、来月から富山で働きます」と明るい。

最近では大手銀行を含めて、大企業の入社間もない新人の離職率の高さが云々されているが、昨日まで、仕事にあれほど燃えていた若者がねぇ、とまさに、そんな感じである。

女の力が大きいからなのか、男が自由で身軽になったのか。
間違いなく、仕事というものに対する考え方は大きく変化しているようだ。

      「遠いから 育つ恋あり 消えゆくも」


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