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街の匂い

赤坂に会社を構えてかれこれ25年になる。

赤坂は1丁目から9丁目まである。
5丁目に10年ほど居て、現在の2丁目に移って15年ほどが経った。

赤坂の町内は歩き回って、ほとんどの路は知っている。

TBSや赤坂サカスのある一ツ木通り、みすじ通り、田町通りと繁華街を横切る三本の通りがあり、そこにお店が集中する格好になっている。

鮨屋、居酒屋、韓国料理、バー、喫茶店などの飲食店を始め、マッサージ店やコンビニなどが多くひしめき合うように軒を連ねているが、お店の入れ替わりが早く、あまりにもその数が多いので、毎日ここで暮らしているボクたちでさえもまごつくほどである。

毎日どこかで改装工事が行われていて、以前はどんな店があったのかさえ思い出せない。
それだけ世の中が目まぐるしく動いていることは結構な現象かもしれないが、せわし過ぎて落ち着かない。

ボクは、この25年間、ずっと赤坂の街を見て来た。
毎日、毎日街の顔が変化して行く。

かつては、政治家たちが暗躍の場として大いに利用した料亭なども多くあったが、今ではほとんどがその姿を消してもいる。
しかし、ボクがこの街に来た時から変わらないものがある。

それは街の匂いである。

ひとくちに表現すると、赤坂の街は臭い。
異臭の漂う街である。

その正体は主に食べ物と異人種の匂いである。
そしてそれは、この街の人々の暮らしの匂いだ。
それだけはずっと変わっていない。
だからボクはこの街が好きだ。

どんなに街の様相が変化しようとも、安心していられるのは赤坂が臭い街であるからだ。

ボクたちは当分、この街から離れるつもりはない。

   「ボクはなぜ いま赤坂に いるのだろ?」


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