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忘れられない風景~暴走族・東北連合⑥~

福島県郡山市は東北のシカゴと呼ばれるほどの、ヤクザの抗争の地だった。
その中でも稲川会の流れをくむ紘龍一家が勢力を張っていた。

彼らが入って行ったヤクザの事務所は、恐らく、その構成組織の組のひとつだと思われた。

リーダーのKさんは、ヤクザの組員に走り終えたとの報告をした。
それを受けてチンピラ組員が暴走族のメンバーたちに説教を始めた。

「お前たちが、今日無事に走れたのは、俺たち組のお陰だということを忘れるな。事件を起こして世の中を騒がせるようなことをするな」との主旨のことを乱暴な口調で恫喝した。

チンピラは彼らに、走るな、とは一言も云わない。
ただ、お前たちの面倒を見ているのは自分たちなのだからありがたく思えと、組のアピールを繰り返し、暴走族にヤキを入れていたのだった。

これで、彼らの暴走中に、警察が姿を見せなかった理由がはっきりとした。

公然とであるのか暗黙であるのかは分からないが、警察は暴走族の管理をヤクザに任せていたのだった。

事実、この時期にはまだ問題にはならなかったが、数年後に、暴走族がヤクザ組織に組み入れられるケースが多く見られるようになる。
その芽がここに在ったのだと今になると分かる。

走り終えた暴走族たちをリーダーのKさんが街の広場に集合させた。
ボクはそこで、取材に協力してくれたお礼を述べ、どうも御苦労さんでした、と挨拶をした。

しかし、その時ボクはその一団の中に、暴走族ではない人間がひっそりと紛れ込み、鋭い視線を向けていることに全く気付いていなかったのである。

     「警察と 暴力団の 癒着あり」


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