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早坂暁さんとの久し振りの会食

ボクが敬愛してやまない作家で脚本家の早坂暁さんが、来週月曜日から入院されると聞いた。
腹部に動脈瘤が出来ており、それを除去する手術をされるのだという。

早坂先生は70歳の頃に、勇敢にも、胸を開いての心臓の大手術を受けられた。
それまでにも胃の三分の二を切除されているし、現在、ガンも患っておられる。

これまで数えきれないほどの病気と上手に闘い、満身創痍にもかかわらず、元気に生きて来られた不屈の精神の持ち主で、今年84歳になられる。

入院するまでに、食事をしましょう、ということになり、昨夜、行きつけの中華料理店に行った。
とにかく先生は、中華なら毎日でも良いというほど、中華料理がお好きである。

ボクは、今年入社した新入社員5人と数人のスタッフを連れて行った。
新入社員たちに一度でも良いから、先生の話を聞かせておきたかったからである。

その話術の巧みさもさることながら、内容の広さと深さを勉強させたかった。

先生を紹介しても、平成生まれの新入社員たちは、早坂暁さんが何者であるかを全く知らない。
これまでの業績も偉大さにも気付いていない。

臆することなく、先生の目の前でスマホを取り出し検索しては、みんなで「ヘェー」と改めて驚いたり、感心したりしている。

そんな様子を先生はニコニコ眺めている。
内心でどう思われていたかは分からない。

そんな若者たちを相手に、先生は色々と質問をされ、自らも大いに語られた。
その話は多岐に渡ったが、いつもと同じように面白く、上等な文化論になっていた。

「先生、今年の新入社員はどうですか?」とベテランのプロデューサーが聞いた。

「ぼんやりしてますね」との鋭い一言が、間髪を入れずに返って来た。

新入社員たちはその言葉をどう受け止めただろうか。
受け止めることができただろうか。
そして、どう生かすことができるだろうか。
楽しみである。

食事の後、10数人、総勢揃ってバーにくり込んだ。

若者たちが競ってカラオケを歌う中で、先生も「誰か故郷を想わざる」や「大利根月夜」など三曲を気持ちよく唄われた。

そして帰り際に云われた。
「これから一ヶ月に一回、新入社員たちや若いスタッフを集めての勉強会をやりましょう」

先生が無事に生還されることを心より祈っている。

   「今日という 過ぎゆく時の 愛おしく」




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