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貧乏人のひとりごと

まったくお恥ずかしい話だが、ボクは貧乏人である。
掛け値なしの貧乏人である。

お金は嫌いではないし、欲しくない訳でもないのだが、何故か貧乏だ。

65歳を過ぎて改めて貰った嫁さんも「何十人かの会社の社長だからもう少しお金があると思っていたのに、これほどの無一文だとは思わなかった」と嘆く。

その妻も大したお金がある訳ではないが、ボクに比べればまだましだ。
会社が資金繰りに困った時に、グズクズ云わず、なけなしの1千万円を黙って用立ててくれた。
金持ちではないだけに、その気持ちが嬉しく、ありがたい。

ボクたちの会社は株式会社だから当然利潤を追求しなければならない。
そうでなければ、生き残ることは出来ないし、アジアの発信基地として価値あるソフトを制作しよう、との大言壮語の初志を貫くことも出来なくなる。

しかし、ボクたちの会社は金儲けをしようと考えて立ち上げたのでは全くない。
面白い番組、価値ある番組を制作するための会社設立だった。

お金を儲けることが目的ではないので、お金儲けができないのは当然のことではある。

それに、テレビのドキュメンタリー番組の制作会社など、構造的にもともと貧乏の枠組みの中に存在しているのだ。

ボクは元来、雨露をしのげる屋根と三度の食事が取れれば十分と考えている。
それ以上の欲望はかえって不幸のタネになる。

自分たちのやりたいことを貫くか、お金か、この二つを同時に手にする事は所詮出来ないことである。

そうは云っても、スタッフが子供たちを育て、学校に行かせることができる位の暮らしを保証する義務はボクには課せられていることだけは自覚している。

   「資金繰り 血ヘドと共に 幾星霜」


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