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老いの自覚

老いの自覚を初めて感じたのは37歳の時だった。
体力が落ち、忍び寄る老いの気配のようなものを感じ1カ月間の断食をした。

60歳を越えた頃から、段差は無いのに躓いたりし始めた。
物忘れなども多くなった。

二つのことを同時に行うことの危険も知る。
例えば、電車に乗る時、小銭を数えながら階段を降りることは危ないと知った。

3年前の健康診断では、右耳の聴力の高い音が聞き取れなくなっていることも分かった。
今年、老人性の白内障の手術を受けた。

これらは、誰もが体験するであろう人生の過程における当たり前の出来ごとなのだと思う。

今年は異常気象で記録的な猛暑が続いている。
連日、多くの老人たちが熱中症で命を落としている。

先日、後期高齢と称される75歳のスタッフに「蒸し暑くて堪りませんね」と声を掛けたところ「それは、まだまだ若い証拠ですよ」と云う。
「私らの歳になると、暑さにも鈍感になって、それほど苦にならなくなっています」

ボクは自覚できない老いのあることに改めて思い当たった。

そう云えば、歳を重ねるほどに人格が磨かれて行くというのは幻想に過ぎない。

頑固になったり、独善的になったり、欲が増したりと頭が硬くなっていく例をしばしば見て来ている。

自覚できる老いには、何とか対処できる。

しかし、自覚の無い老いへの対応は難しい。

自らへの戒めとして、思考だけは老いることのないよう、頭を柔らかくしておかねばと、強く思う。

   「年輪を 重ねて業の 深くなり」


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