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早坂暁さんからの宿題⑦

アメリカの国家機密を暴露したエドワード・スノーデンと云えば、「ウイキリークス」のジユリアン・アサンジを想起させる。

両者共にその在り様は異なれどもITが生み出した異端者だ。

愛国心などとはほど遠いアナーキーな存在である。

しかし、結局は別の価値観を持つ国家組織に亡命という形で頼るという情けない姿を晒す結果となっている。

片や確信的、片や突発的、と違いはあっても、彼等は自分たちの信ずる正義のために国家に反逆したのだろう。

普遍的な正義など世の中に存在する訳もないので、正義の在りかなどボクには全く興味は無いが、エゴイズムの形には関心がある。

ある人に言わせれば「これは病理学の範疇だ」ということになるが、この両者ほど極端でなくとも、ボクの周囲には同じ種類の人たちは居たし、また、これからこういった小型のスノーデンが登場してくるであろうことは、それほど珍しくはないのではと思える。

その動機が正義であれ、金銭であれ、また他の欲求であれ、国家や組織と共存できない限り、国家や組織から切り捨てられる。
問われるのはエゴイズムの在り様である。

かく言うボクも、かつて、当然だと考えて制作した番組が、時の政権の怒りを買い、結局仕事を干された経験を持つ。
脛に傷を持つ身である。

そういう意味でも、これまで、勝手気ままに生きて来た自分自身への自戒の念も含めて、エゴイズムの在り様について考える必要があると思っている。

つまり、私とは一体何か、という基本的な問いに向き合わなければならない。

それこそが、早坂暁さんから出された、禅宗の公案「父母未生における本来の面目を問う」なのだと改めて思う。

      「公案を ぐるっと一周 振り出しに」


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