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原発反対の座り込み

閑話休題。
原子力発電の再稼働に向けて、自民党は巧みにその歩を進めている。

多くの国民も、経済最優先で、原発については知らぬ素ぶりを見せ、そんな自民党を積極的に容認している。

マスコミも本音では再稼働に賛成しているので、皮肉は言っても、本気で取り組もうとはしない。

そんな中で高市早苗自民党政調会長の「原発事故で死者は出ていない」発言が登場したが、この発言を翌日の朝刊で朝日新聞は取り上げたものの、読売新聞も日経新聞も全く触れようともしない。

実際には、事故関連での自殺者も出し、避難所での死者は40名を越える。
福島県の自民党県連はこの発言に抗議の声を上げたが、これとて、参議院選挙を控えての抗議である。

つい先日、テレビ局時代の先輩の事務所を訪ねた。

彼は今年75歳になるが、福島第一原発事故後に始まった経済産業省前の抗議座り込みに参加している。
彼は国の原発政策に抗議するこの活動に当初から加わり、すでに2年9カ月が経っている。
週に一度はテントで泊まり込んでもいる。

新橋駅前にある二階建てのモルタル作りの狭い彼の事務所は、家賃が8万円。
本業のプロダクションはほとんど休眠中で収入はゼロらしい。
集会所にも使っているので、座り込み仲間からのカンパと彼の年金で賄っているという。

いま彼等は経産省から訴訟を起こされ、120名を越える弁護団をたて、それと闘っている。

ボクは、別件で彼を訪ねたのだったが、話している間にも何人かの人たちが訪れた。
そのいずれもが、70歳を越す人たちだった。
組織に属する訳でもなく、みんな個人の意志で闘っているのだと云う。

「大変ですね。見通しはどうなんですか」とボクは尋ねた。
「大変と云えば大変だねぇ。でも、原発はいかんでしょう」

彼にはひとかけらの気負いもなく、淡々としていた。

     「脱帽だ 好きでやるには 重すぎる」

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