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忘れられない風景 ~ばばこういちの憤死③~

ばばこういちさんとの麻雀の話は尽きないが、一度、ばばさんに連れられての麻雀大会で阿佐田哲也さんと打ったことがある。

阿佐田哲也さんは、直木賞や川端康成文学賞など多くの文学賞を受賞した作家だが、「麻雀放浪記」でつとに有名だった。
どんな麻雀を打たれるのだろうかと楽しみだった。

その阿佐田さんがリーチした。
名うての雀士がまさかこんな平凡な待ち方はしないだろうと、ボクは八萬を切った。
ロン。リーチピンフ役の二千点に放銃した。
策も輝きもない安い手だった。

なんだ、噂ほどの大した打ち手じゃないじゃないか、とボクは失望した。

ボクも傲慢だったが、思い込みとは恐ろしい。
しかし、一流の打ち手には対戦相手を唸らせ、納得させる、見せる技が必要なのだ。

ばばさんは麻雀が弱くていつも負けていたが、そのことを自分で絶対に認めようとはしなかった。
ただ麻雀が好きで好きで堪らず、牌を握っている時は子供のように無邪気で嬉しそうだった。

掛け値なしに信用できる人だった。


   「負けるから できる人脈 納得し」


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