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まじないの塩の後始末

四日市のカミサマから貰った塩には、その、後始末という仕事が残っていた。

役目を終えた塩は、「流れる水」に流さなければならない。

半紙を開き、半紙ごと水に流す。
その際、塩が手や身体にかかってはならないし、その塩を見てもいけない。
その儀式は、夜が明ける寸前に行い、その様子を絶対に他人にみられてはならない。

そんなきまりがあった。

もし、失敗すると災いがボクに降りかかるというのである。

「流れる水」ということは池ではダメで川ということになる。
いざ、川、となるとさて、どこに川があったか。

多摩川、隅田川、荒川などと、色々頭に浮かぶが、具体的な場所となると皆目分からない。

当時、ボクは東京の笹塚という所に住んでいて、そう云えば、近くに玉川上水という小さな流れのあることに思い当った。

よし、その小川に流そう。

万事、お願いごとの後始末というのは厄介なものである。

それにしても、カミサマも面倒なことをさせてくれるものだ。


          「悪霊を 封じし塩の 重さかな」


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