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妖怪の取材だけはやめなさい、との忠告

母の三歳年下の妹である、叔母は、カミサマだった祖母の妙な血を引き継いでいて、ひとつだけ特殊な能力を持っている人だった。

彼女は昔から、間もなく死ぬ人が分かった。

知り合いで、死ぬ人がいると、その一週間ほど前に彼女の夢に現れ、挨拶をしに来るというものだった。

叔母は、このことが嫌で苦しみ続けていたらしい。

母から「本人は辛いらしいのよ」と何回か聞かされていた。

その叔母がボクを諭すように叱った。

「お前には分からないだろうが、この世には妖怪の世界というものがある。人間が絶対に侵してはならない世界だ。良くないことが起こるから、妖怪の取材だけはやめてくれ」

一座が白けるほどの真剣さだった。

「それは本当のことだよ。おばちゃんの言うことを聞きなさいよ」
と母が言い、ボクは仕方なく「分かったよ」と答え、その場はそれでおさまった。

そして、事件は起きた。
 

    「信心も 知らぬが仏の 妖怪談」


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