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プロデューサーが配慮しなければならない一点がある

プロデューサーとディレクターがお互いに一流の作り手で、互角の能力を持ち合わせている場合に、両者の間で、考えや意見の相違が出た時の方針決定は比較的簡単である。

番組の骨格であるコンセプトや予算に関することはプロデューサーに、演出に関する範囲のことはディレクターの判断に任せれば良い。

現実的には、番組の品質を確保するためには、プロデューサーよりも、圧倒的にディレクターの能力が求められるケースが多い。

しかし実際にはまだまだ未熟なディレクターもいる。

そんな場合にはプロデューサーがその分を補う必要も出てくる。

プロデューサーが演出の一部を担うことになる訳だ。

こういう作業を積み重ねて、未熟な者も次第に一人前のディレクターに成長していくことになるのだが、ただこの過程で、プロデューサーが配慮しなければならない一点がある。


  「這えば立て 立てば歩めと 無理を言い」


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品質管理の面でプロデューサーの意向が演出に反映されることも

プロデューサーとディレクターは役割が違うのだが、その作業に重なる部分も出てくる。

プロデューサーの本来の仕事は、企画の骨格決定と営業と予算管理である。

一方、ディレクターの本分は演出である。

しかし、品質管理の面でプロデューサーの意向が演出に反映されるケースもままある。

少しでもより優れた番組を作るために必要なことの場合が多いのだが、中には困ったことも起きる。

プロデュースと演出の役割の境界線があいまいなことがその根本的な原因となることが多い。

       「低予算 適材適所も ままならず」


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お金の計算が苦手な人たちがこの業界には多い

ディレクターは、プロデューサーの作った番組の骨格に取材や編集、録音を行い肉付けし、演出を施すのがその役割だ。

だから演出に直接関わる度合いが大きいディレクターの方が、実際に番組を作っているとの実感をより多く感じることができるので、番組制作を目指す人たちのほとんどがディレクターにあこがれる。

それにお金の計算が苦手な人たちが、この業界には圧倒的に多いこともある。

プロデューサーの役割である予算管理などまっぴら御免というのが、業界人の常である。これも、ディレクター志望が多くなる大きな理由のひとつだろう。

かく云うボクも、本来は、まぎれもなくその一員なのだが、いずれにせよ、プロデューサーとディレクターは職種が違うだけで、どちらが偉いという訳ではまったくない。


       「業界は 計算下手の 集う場所」


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制作費を確保することがプロデューサーの一番大切な仕事である

自ら企画を立案したり、またスタッフから出た企画を吸い上げて番組の骨格を作り、テレビ局なり、時にはクライアントにその企画を売り込み、制作費を確保することがプロデューサーの、まず初めの、そして一番大切な仕事である。

次に実際の制作に必要な実行予算を決め、その予算管理をする。

さらに番組の品質管理をしなければならないこともある。


  「低予算 プロデューサーの ダイエット」


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プロデューサーとディレクターの役割にどんな違いがあるのか

テレビ番組の制作にあたっては、ディレクターの他にプロデューサーがいる。

両者の役割にどんな違いがあるのかと、よく聞かれるが「プロデューサーは樹木の幹でディレクターは枝や葉っぱです」と良い加減な答えをしている。

今は亡きロックハドソンが出演していたハリウッド映画で、「監督とはできるだけお金を使おうとする人で、プロデューサーは、監督にできるだけお金を使わせないようにする人だ」というセリフがあったことを思い出す。

実に的を得た説明だ。


  「プロデューサー ディレクターとは喧嘩四つ」


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深淵な世界を表現するための手段として企画がある

企画にもいろいろある。

早坂暁さんの前に出ると、ボクたちが日頃、企画と称しているものは、単なるネタに過ぎないと思わされるのだ。

早坂さんの企画にはその企画が生み出される底辺に横たわる、大きく、深い世界が隠されている。

その深淵な世界を表現するための手段として企画がある。だから、早坂さんの提案される企画にいつも圧倒され続けている。

ボクの力不足で実現できていない早坂さんの企画が、いっぱいある。そのどれもが面白い。

自分の力の無さを棚に上げ、それらの企画が番組として制作できるような、そんなテレビ局でなければならないのでは、などとうそぶくばかりである。

なんとも情けない限りである。

一方、病気の倉庫のようなお方で、これまで何回となく病院に担ぎ込まれては、その度にたくましく生還して来られた早坂さんは、80歳を過ぎられても、その企画力と企画への意欲はまったく衰えることはない。


  「若さとは 多病息災と 見つけたり」

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本当の企画を早坂さんから教えてもらっている

駅弁をご一緒させていただいて以来、早坂さんとは、仕事でも遊びの方でも親密なお付き合いをさせていただいている。ボクの再婚のパーティーにもお越しいただけた。

お酒はほとんど召しあがらないが、陽気に味のある唄を歌われる。

しばしば会社にもお見えになり、色んな話を聞く機会も多い。

とにかく、天下一品の話の名手で、聞き惚れる。

そして、いつもその内容の深さに感服する。

前置きが、長くなったが、本当の企画とはこういうものだ、ということを早坂さんから教えてもらっている。

だからボクは早坂さんのことを、尊敬の念をこめて先生と呼んでいる。


  「世の中に 先生の数 山ほどに」


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早坂暁さんはボクの命の恩人だ

早坂暁さんのおかげで、テレビ局との打ち合わせも無事に終え、帰途の車中でまた駅弁を食べている時のことだった。

「小田さん、顔色が良くないよ」と突然おっしゃる。

「これは心筋梗塞の顔色だ。ボクのこの薬を飲みなさい」と白い錠剤を下さった。それはニトログリセリンだった。

そう言われると、何だか胸のあたりが息苦しくなってきた。

「ボクのかかりつけの循環器の主治医を紹介するから、すぐに行った方がよいですよ」

こうして、ボクは順天堂病院で心臓検査を受けることになった。

かなり精密な検査の結果、幸いなことに、ボクの心臓はいたって健康だったのだが、それ以来、早坂さんはボクの命の恩人ということになっている。


   「心臓で 逝った親父を 思い出し」



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早坂暁さんも駅弁が好きだった

ボクが尊敬する作家に早坂暁さんがいる。

「天下御免」や「夢千代日記」「花へんろ」などの脚本で有名で、早坂さんについて書き出すときりがない。

最初にお会いしたのは、もう20年以上も前で、新潟のテレビ局の開局記念番組のドキュメンタリードラマの脚本をお願いした時だった。

東京駅の新潟行き新幹線のホームで待ち合わせた。有名な作家先生なので、どういう方かと楽しみでもあり、少しは緊張もしていた。

ボクは駅弁が大好きだ。

もし、早坂さんも駅弁が好きだったら、これはうまく行くはずだと、勝手に決めていた。

そして、ボクのその思い込みは当たっていた。


  「駅弁が とりもつ縁とは ちと妙な」


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企画立案の力のある者は何らかの組織に属している

フリーも、プロダクション所属のディレクターも共に、テレビ番組の制作には欠かせない人材であり、どちらが優れているとかいないとかではない。

それぞれの個性や特性や能力、それに生き方や好みの違いによるものだと思っている。

ただ現実の話としてはこれだけは言える。

つまり、企画立案の力のある者は、テレビ局や制作プロダクションなど何らかの組織に属しているし、その方が合理的だということだ。


  「ディレクター いつも地獄の 一丁目」



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プロフィール

馬鹿社長

Author:馬鹿社長
【小田昭太郎】
株式会社オルタスジャパン代表取締役

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