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猥雑さがボクたち制作者のキーワードだ

上品なものも下品なものもすべてを煮込んでしまうナベ。

それは番組の品質とは矛盾しない別の価値観だと思っている。

このナベの猥雑さこそボクたち制作者の立ち位置を明確に示し、時として戒めてもくれるキーワードだとも思っている。

ボクたちの会社のあるこの通りも会社そのものも実に猥雑である。

ボクは当分ここから引っ越しをするつもりはない。

  「これからも 赤い坂道 のろのろと」 


ボクたちの会社名オルタスジャパンのオルタスとは「起源、出発、始まり、誕生、上昇」などを表すラテン語である。

さらに「東方の」などとの意味もあり、会社設立にあたってこの「東方の」というのがボクは気に入って社名とした。

太陽は東から昇る。

アジアの極東ジャパンから情報という光を発信する基地となろう。オルタスジャパン。誠に恐れ多い社名ではあるが、志だけは確かだとの自信はある。

困難に出会う度にこのオルタスという言葉を呪文のように唱える。
初心を忘れるな。初心に立ち戻れ。
そうすればどんなに苦しいことでも乗り切ることができる。

オルタスはボクの原点であり、会社の原点でもある。

  「オルタスの いわれ知らずの 社員いて」


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番組制作者は常に自分自身を問わなければならない

テレビ番組では自分たちの伝えたいことを発信でき、場合によっては受け手の人たちに感動や喜びや楽しみを提供することができる。

つまりそんな仕事をすることを許されている数少ない制作者集団なのだ。

だからその情報は、より正確でなければならないし、精査されたものでなければならない。

その意味でもボクたち番組制作者は、常に自分自身を問わなければならないし、テレビの時間を占有することへの恐れと誇りを持つ必要を、いつも自覚することになる。

その責任と仕事のありようが、エリートでなければならないと考えるゆえんである。
 
      「やせがまん しなきゃならない こと多し」


制作者にエリートの自覚がある限り、ごった煮ナベの器は限りなく大きい方が良いし、またその食材は多種多様である方が望ましい。

そしてその根本が猥雑さだと思っている。

猥雑を広辞苑でひくと
「①みだりがましく入りまじること。みだれまじること。
 ②下品な感じがすること。げびて、みだらなこと。」とある。

その内容はボクたち庶民の暮らしそのものである。

特別に卑下することもなければ威張ることでもない。

ごくごく普通の暮らしこそ猥雑そのものなのだ。

そして、その中にこそ世の中の実相が隠されていると思っている。

  「地べたから ビルの夕日を のぞいてる」


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ボクたちはテレビ番組の制作者であって視聴者ではない

ボクたちはテレビ番組の制作者であって、視聴者ではない。

あくまでも送り手の一員であり、面白く、高品質の番組を制作し受け手に送り出さなければならないという義務を負っている。

だからボクたちは、なおさら自分たちが送り出す番組に、限りない責任と見識がいつも求められている。
 
 「責任も いつか忘れて 飲み歩き」


誤解を承知であえて言えば、「ボクたちはエリートなのだ」と制作スタッフに言っている。

というより「エリートでなければならない」と考えている。

1日は24時間しかないわけで、ボクたちの企画がその中の限られた放送の枠を30分、1時間、またある場合は2時間もの時間を占有できることになるからだ。

  「貧しさと 共に歩もう エリートだ」 


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若者たちのテレビ離れの一因になっているのかも

情報の信憑性はともかく、多様性では勝るネットとは異なり、場合によっては一方の方向性を目指した、管理され偏った情報だけが流されていく危険性は大いにあるし、チェックの機能が増せば増すほど番組の内容は面白くなくなっていく面も否定できないとは思う。

若者たちのテレビ離れの一因にもなっているのかもしれない。

    「若者に 戻ってこいとは まだ言えず」



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テレビ | 
2011.12.28 ( Wed )  12:41:24  | Comment.2
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テレビでは雑多な素材が入り乱れて展開されていく

テレビという、ごった煮のナベに放り込まれる食材は実に多様だ。

白も黒も、右も左も、縦も横も雑多な素材が入り乱れて展開されていく。

多様性だけを取り上げればネットの世界には遠く及ばないが、制作プロダクション、テレビ局、代理店、スポンサー、視聴率といくつもの高いハードルを越すためには、精査されなければならないさまざまな条件があり、ある程度の情報の正確さと品質は保証されている。

   「ごった煮の ナベに明日が 入ってる」

だからテレビは面白くないのだとの見方も同時に存在することにはなるし、正確であるべきはずのテレビが、視聴率を意識するあまりデタラメな情報を臆面もなく流すという不祥事もしばしば起きる。

またネットとは対極の意味合いにおいて、メディアとしての危険性も指摘されることにもなる。

   「マスコミに 反省の色なし 原子力」



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テレビ | 
2011.12.27 ( Tue )  13:19:29  | Comment.0
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テレビには新聞と違って社説はない

テレビには新聞と違って社説はない。

したがってテレビ局の見解が直接表現として視聴者に示されることはない。

もっとも、NHKは別として、既存の地上波各民放キー局は新聞社の系列下にあるから、それぞれの新聞社の考え方や意向は反映される。その分、漠然とではあるが各局のニオイが感じとられ、色分けもできる。

しかし、この形もいつまで続くかは定かではない。現実に在京キー局の再編成が噂として流れたこともある。そしてまた既存のテレビ局の他にチャンネルはどんどん増えている。

それはともかく、社説の無いメディア媒体としてのテレビは、ごった煮のナベのようなものだとずっと思ってきた。
  
「局が増え 不安も増える テレビ界」



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テレビ | 
2011.12.26 ( Mon )  10:43:59  | Comment.0
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テレビの持つ猥雑さが好きなのだろう

これまで何年間テレビの番組制作に携わってきたのか覚えていない。

忘れてしまう位に長い間番組を作り続けてきた。昨日を含めて自分の過去を振り返るのは後ろ向きになるような気がして、考えようとしないだけなのだが、ボクの年齢を考えると、おそらく長い時間が経っているのだろうなあ、と思う訳である。

それを通して、だからどうという話ではないのだが、テレビが好きだったし、今も好きであることだけは言える。

テレビの持つ猥雑さが好きなのだろう。

     「忘れようとして 思い出せない テレビかな」





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赤坂 | 
2011.12.22 ( Thu )  12:41:02  | Comment.3
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良いところに会社がありますね

「良いところに会社がありますね。」

訪ねて来てくれた人たちは異口同音にそう言ってくれる。そして必ずニヤリとする。

赤坂でもかなり古くに建てられたビルの4階にボクたちはいるのだが、宮内庁御用達の有名な額縁屋さんの持ちビルで、古びているが何とない風情があってボクは気に入っている。

はたして「良いところ」の言葉の真意は分からない。でもボクはそれを素直にほめ言葉として受け取ることにしている。

なにしろボク自身が、この通りの猥雑さがが好きで、心の底から素晴らしい所だと思っているからである。

ボクたちは毎日そんな中にどっぷりとつかってテレビの番組を作っている。
  

「猥雑も 住めば都の 例えあり」



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赤坂 | 
2011.12.21 ( Wed )  13:02:57  | Comment.0
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ロシアから来たまぶしいほどの美女たち

今では実際に居住している韓国・朝鮮人たちの数こそ少なくはなったが、ボクたちの会社のある、この界隈は依然としてリトルソウルの異名に恥じない異郷であることには変わりはない。

韓国や中国からの出稼ぎ娘たちは後を絶たない。

少し前までは、ロシアから来たまぶしいほどの美女たちや遥かアフリカからの出稼ぎの若者たちで溢れ、盛んに客引きをしてこの通りを賑やかにしてくれていたものだが、政治的経済的な事情があったのだろう、今では彼らの姿はなくなってしまった。
      

      「なでしこは うつむき加減で そっと行き」


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赤坂 | 
2011.12.20 ( Tue )  13:04:48  | Comment.0
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ボクたちの会社のある界隈はリトルソウルと呼ばれていた

ボクたちの会社は、東京は赤坂の中でも、もっとも素晴らしい環境にある。

観光名所赤坂サカスの巨大ビルのすぐ足もとにある100メートル足らずのその通りは、明るいうちはさほどでもないが、街にネオンが灯る頃ともなれば、周りからは日本語が消える。

韓国語が飛び交う異郷の街へと変貌するのだ。

昼間にはそれほど目立たなかったハングル文字の看板が輝きを取りもどし、これでもかと勢いづく。

林立する韓国バー、韓国料理店、韓国物産店にはさまれるように中華料理店が負けじと明かりを放つ。そんな中に日本のお店もちょっと遠慮がちにたたずんでいる。

かつてこの地はリトルソウルと呼ばれていた。

多くの在日韓国・朝鮮人たちが居住し、ひとつの村をつくっていた。教祖的占い師もいたりして、彼らの日常の暮らしが息づいていた場所である。

 「楽しきは ヤックカン通りの 異名かな」        

(注 ヤックカンはヤクザと韓国の意 差別的なひびきあり)




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赤坂 | 
2011.12.19 ( Mon )  13:08:44  | Comment.0
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馬鹿社長

Author:馬鹿社長
【小田昭太郎】
株式会社オルタスジャパン代表取締役

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